
クラピアを初めて植える方に向けて、「植え付けのベストタイミング」「土づくりの注意点」「植え方のコツ」を徹底解説します。
この記事はクラピア栽培歴7年の私が、実際に植え付けて失敗も成功も経験したうえでまとめた内容です。
実体験に基づいたリアルな注意点もお伝えするので、ぜひ参考にしてください。
まずは植え付け時期を決める

クラピアは気温が平均15℃以上のときに活発に成長します。
目安としては「4月〜9月」が植え付けの適期。中でもおすすめは梅雨前後(6〜7月)です。
- 4〜5月:植えてから広がるのに時間がかかるが、失敗は少ない
- 6〜7月(梅雨時期):最もおすすめ!水やりの手間が減る
- 8〜9月:まだ間に合うが、秋以降の成長が鈍くなる
- 10〜3月:寒さ対策必須。初心者にはおすすめしません
私の失敗談
一度、10月に植え付けたことがありますが、冬の寒さで成長が止まり、翌年の春までスカスカのままでした。結果的に雑草が入り込んで余計な手間が増えたので、今は必ず6〜7月に植えるようにしています。
植え付け前の土づくりが9割
クラピアは水はけと通気性がいい土壌が大好きです。ここを怠ると、病気やコケ・イシクラゲの発生で後悔する羽目になります。
① 除草
まずは雑草を根ごと取り除きます。草刈り機で一気に刈りるとラクですが、根が残らない方がいいので、大変ですが手で根ごと抜いたほうが◎。
どうしても手間がかかる場合は、残留しないタイプの除草剤を使うとラクです。
② 土を耕す
深さ20〜30cmを目安にしっかり耕し、石やガラを取り除きます。
ここをサボると根の伸びが悪くなり、定着までに時間がかかります。
③ 水はけ改善
水たまりができる場所は、川砂を混ぜて改良しましょう。
私の庭は水はけが悪いまま植えたせいで白絹病やイシクラゲに悩まされました…。

今思えば、砂をもっと入れておけばよかったと後悔しています。
④ 堆肥を混ぜる
堆肥を入れることで、土がふかふかになり、クラピアの根が伸びやすくなります。
芝生用の床土改良材を使うと手軽です。
植え付け作業|穴掘り〜水やりまで
植える間隔
1㎡あたり4苗が推奨。
コストを抑えたいなら2苗でもOKですが、私の場合は被覆に1年以上かかりました。


早く緑の絨毯にしたい人は推奨数を守るのがおすすめです。
クラピアが庭を覆うまでの様子はこちら↓
【写真付き】クラピアの成長記録|植え付けから完全被覆までのリアル体験
植え方ステップ
①穴を掘る
苗ポットより少し大きめ、深さは5mmほど低くなるように掘ります。

肥料を入れる
マグァンプKや有機一発肥料をひとつまみ入れ、土と軽く混ぜます。(根が直接触れないよう注意)
苗を入れる
隙間をしっかり埋めて、土と密着させます。

踏みつける
クラピアは踏まれることで強く育つ植物です。しっかり体重をかけて踏み固めてください。
水やり
1苗あたり500mlの水を2〜3回に分けてゆっくり注ぎます。その後2週間は土が乾かないように水やりを継続。

ポイント
水を一気にかけると表面だけ濡れて、肝心の根に届きません。
数回に分けて、ゆっくり水をしみ込ませましょう。
まとめ|クラピア植え付け成功のカギ
- 時期は6〜7月(梅雨時期がベスト)
- 植え付け前の除草&土壌改良をしっかり行う
- 苗と土を密着させ、しっかり踏み固める
- 植え付け後2週間は水切れ厳禁
ズボラな私でも、ここさえ守ればきれいな緑の絨毯になりました。
これから植える方は、後悔しないように土づくりから丁寧にやってみてください。
\クラピアをお得に買うならここ/
👉 クラピアの販売店を徹底比較!オススメの購入先はここ!
コメント