クラピアはグランドカバーとしてとても優秀で、多くのメリットがあります。
ただし「完璧」ではありません。実際に7年間育ててみると、いくつかの弱点も見えてきました。
この記事では、私がクラピア歴7年で実感した「クラピアの欠点」を4つ紹介します。
クラピアの欠点4つ

- 雑草はそれなりに生える
- 花が意外と多い
- 冬に枯れて見た目が悪い
- 繁殖力が強すぎる
では1つずつ詳しく解説していきます。
1. 雑草はそれなりに生える
「クラピアは雑草対策に良い」と言われますが、完全に雑草ゼロになるわけではありません。

特に春先はクラピアより雑草の方が先に芽吹くため、どうしても草むしりが必要になります。
クラピアがまだ目を覚ましていない時期は、庭が雑草に覆われてしまうことも…。

クラピアがしっかり密に育っていれば抑制効果は高まりますが、やはりある程度の草取りは覚悟が必要です。
2. 花が意外と多い
クラピアは芝生と違い、小さな花を咲かせる植物です。
かわいらしい見た目に魅力を感じる人もいれば、「ちょっと多いな…」と感じる人もいるでしょう。

私が植えている【K5】は特に花数が多く、予想以上に賑やかになりました。
ただ、現在は花の少ない【K7】という改良品種も出ているので、花が気になる方にはK7がおすすめです。
クラピアの品種について詳しくはコチラ⇒【2025年最新版】クラピアの新品種を徹底比較!K3・K5・K7の選び方
3. 冬に枯れて見た目が悪い
クラピアは常緑ではありません。冬になると地上部が枯れて茶色くなります。

緑の絨毯を楽しんでいた分、冬の景色はどうしても寂しく見えてしまいます。
特にランナーが木質化している部分は枯れが目立ち、見た目が悪くなりがちです。
これはどうしようもないデメリットであり、クラピア最大の弱点かもしれません。
4. 繁殖力が強すぎる
クラピアの大きな特徴が成長スピードの早さ。
庭を一気に覆うには最高ですが、成長しすぎて困る場面もあります。
- 花壇の中に侵入する
- コンクリートの隙間まで伸びる
など、「ここまで来なくていいのに…」という場所まで広がってしまいます。

ただし、この成長力があるからこそ、刈り込みで密に仕立てられ、きれいな緑のカーペットが作れるのも事実。
メリットとデメリットが表裏一体といえます。
まとめ
以上が、私が7年間クラピアを育てて感じた「4つの欠点」でした。
- 雑草はそれなりに生える
- 花が意外と多い(→K7なら軽減)
- 冬は枯れて見た目が悪い
- 繁殖力が強すぎる
クラピアは決して完璧な植物ではありません。
それでも私は、庭をクラピアにしたことを後悔していません。

むしろ、手入れ次第で見た目も快適さも大きく変わる奥深い植物だと感じています。
▽クラピアをお得に買いたい方はこちらの記事も参考にどうぞ
クラピアの販売店を徹底比較!オススメの販売店を紹介!
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