なぜキュウリは曲がるのか?原因と対策まとめ

家庭菜園で育てたキュウリ、いざ収穫してみると「曲がってる…」という経験はありませんか?
味は変わりませんが、調理のしやすさや見た目を考えると、できればまっすぐに育ってほしいですよね。

そこで今回は、キュウリが曲がる原因とその対策 をわかりやすく解説していきます。

キュウリが曲がる主な原因4つ

キュウリが曲がってしまうのには、いくつかのパターンがあります。大きく分けると次の4つです。

  1. 水分や肥料が足りない
  2. 株が弱っている
  3. 気温の影響
  4. 病害虫による被害

それぞれ見ていきましょう。


1. 水分・肥料不足

キュウリは成長スピードが早く、水と養分を多く必要とする野菜です。水分や肥料が不足すると、実の形が歪んでしまいます。

  • 収穫期に曲がりが出てきたら → 追肥や水やりを追加
  • 水やりは「朝か夕方」に行う(昼間は水温が上がり根を傷める可能性あり)

適度な水と肥料で、形よく育てることができます。


2. 株が弱っている

キュウリはたくさん実をつけるため、株自体が疲れてしまうことがあります。

  • 気温が高い時期は特にバテやすい
  • 曲がった実は早めに収穫して株への負担を減らす
  • 取り忘れて大きくなった実は要注意!株が一気に疲れてしまいます

数日間世話ができないときは、小さい実も早めに取るか、雌花を摘んでおくのも効果的です。


3. 気温の影響

キュウリの生育適温は 20〜30℃前後
この範囲を大きく外れると、株が弱って実が曲がりやすくなります。

特に真夏の高温は要注意。無理に夏越しさせるよりも、適した時期に育てることがポイントです。


4. 病害虫の被害

アブラムシやうどんこ病などで葉が傷むと、光合成がうまくできなくなり、栄養不足で実が曲がってしまいます。

  • 病害虫対策を早めに行う
  • 葉の状態をこまめにチェックする

キュウリの状態で原因を見分ける

曲がったキュウリ
曲がったキュウリ

実の曲がり方で、おおよその原因を判断できます。

  • 太いまま曲がる → 肥料不足の可能性
  • 細いまま曲がる → 水不足の可能性
  • 小さいまま曲がる → 根の病気の可能性

株の様子をよく観察して、対策を考えましょう。

まっすぐ育てるための解決策

キュウリをきれいに育てる最大のポイントは、株を元気に保つことです。

  • 水やり・追肥を適切に行う
  • 肥料のやりすぎに注意(つるボケの原因になる)
  • 実は早めに収穫して株の負担を軽くする
  • 先端を摘心して、株の力を実に回す

この積み重ねが、まっすぐなキュウリにつながります。

まとめ

キュウリが曲がる原因は、水分や肥料不足、株の疲れ、気温や病害虫などさまざまです。
大切なのは、株の状態をよく観察して、適切なお世話を続けること

放っておくと、キュウリも「へそを曲げてしまう」かもしれませんね(笑)。

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