「サスティナブル=持続可能」
家庭菜園で育てた野菜からタネを採り、翌年もそのタネを植えてまた野菜を育てる。
これこそ、持続可能な暮らしの第一歩だと思いませんか?
今回は、そんなサスティナブル生活の一例として、ピーマンの種取り方法と保存方法を紹介します。
ピーマンの種取りに適したタイミング
料理をする方なら「ピーマンの種=取り除くもの」というイメージがあると思います。
でも実は、普段料理で見ているあの白っぽいタネは“未熟な状態”なんです。
- 緑色のピーマンは未熟果
- 完熟すると赤くなり、甘みも増して美味しい
- 赤く熟したピーマンこそが、種取りのタイミング

写真は「トウガラシ」や「パプリカ」と間違えられそうですが、ちゃんと“ピーマン”です。
ピーマンの種の取り方
赤く色づいたピーマンを収穫したら、以下の手順でタネを採りましょう。
- 収穫したピーマンを 数日間追熟 させる(花が咲いてからおよそ2か月で赤くなる)
- 完熟したピーマンを割り、中のタネを取り出す
- 水で洗う必要はなく、そのままOK

※トマトやキュウリのようにゼリー質を処理する必要がないので、とても簡単です。
ピーマンの種の保存方法
採取したタネはしっかり乾燥させてから保存します。
- 風通しの良い場所で数日間、しっかり乾燥させる
- 紙袋や封筒に入れ、さらに密閉容器に入れて冷蔵庫で保存
- 保存期間はおよそ 3年
湿気さえ避ければ、翌年以降も十分使えます。
初心者でもできたピーマン栽培
自然農1年目の初心者ですが、ピーマンはたくさん収穫できました。

来年は今回採れたタネから育てて、本当の意味でサスティナブルなピーマン栽培を実現したいと思っています。
まとめ
- ピーマンのタネは「赤く熟した実」から採る
- 手順は簡単で、水洗いも不要
- 乾燥させて冷蔵保存すれば3年ほど使える
家庭菜園の楽しみ方の一つが「種をつなぐこと」。
ぜひみなさんもピーマンの種取りに挑戦して、サスティナブルな暮らしを始めてみてください。
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