
『シェア畑ってよく聞くけど、デメリットについても詳しく知りたい』
この記事では、シェア畑の利用を考えてる方に向けて、メリットではなく『デメリット』の方を掘り下げて紹介していきます。
デメリットをあらかじめ知っておけば、実際に利用してから後悔することもなくなりますよ。
シェア畑のデメリット4選

デメリットを紹介するのは少し心苦しいですか、ドンドン行っちゃいたいと思います。
シェア畑のデメリットは大きく分けて4つありました。
・意外に狭い
・料金がお高い
・解約がめんどう
・好きな野菜を育てられない
それぞれみていきましょう。
意外に狭い
利用できる畑の面積は、1区画あたり約6~10㎡です。
その中で畝を作って、更に歩くスペース(作業スペース)も必要になるので、実際に畑に見学に行ってみると、『思ってたよりせまいな…』と感じる方もいるかもしれません。

そんな狭いスペースだったら全然野菜なんて収穫できないやん…
と思った方もご安心を!
10㎡でどれだけ収穫出来るかというと、アドバイザーさんいわく、
・ミニトマト160個 ・キュウリ100本 ・ピーマン60個 ・枝豆600さや 等々...
だそうです。
もちろん自然が相手なので、必ずしもこれだけ収穫出来るわけではないですが、これはうれしい情報ですね。
※畑の大きさは実際に見た方がイメージが湧きやすいと思うので、気になる方は無料の見学会もやってるので、とりあえずお試しで参加してみるといいかと思います。
(無料のオンライン説明会に参加した後、畑の見学という流れになるようです。)
料金がお高い
1区画(10㎡)あたりの「ベーシックプラン」を例に見てみましょう。
・月額利用料 8,400円 ・入会金 10,800円(初年度のみ) ・駐車場代 1,500円/月(車利用者)
年間で、『129,600円』なり~。

高すぎん…?
1ヶ月で約1万円もかかります。気軽に始められるものではなさそうですね…
好きな野菜を育てられない
シェア畑は1年間の栽培スケジュールが決まっています。なので自分で育てたい野菜がある場合も、基本的には育てることが出来ません。
しかし、このプロが考えた年間スケジュールがあるということは、裏を返せば連作障害や土づくりなど、わからない事だらけの初心者にとっては、逆にありがたいサービスともいえるでしょう。
「何の野菜を」「いつ」「どうやって」をいちいち考えなくていいので、スケジュール通りにやってさえいれば、とりあえず初心者でも失敗せずに済むという事になります。
急に辞められない
病気や転勤などでシェア畑を辞めたいと思っても、すぐに解約ができるわけでありません。基本的には、解約の3ヶ月前までに通知が必要になります。

すぐに辞められないんだ…
なぜ3ヶ月前から通知をしないといけないかというと、土壌の改良や連作の防止などで、次の人にすぐに貸せるとは限らないためです。
野菜が植えてあった場所は、その野菜特有の微生物が集まったり、栄養素が偏ったりしています。そんな土をリセットするためには、ある程度の準備が必要になるといった事情があるのです。
バランスが崩れた畑をそのままの状態で貸し出されても、次の利用者は困ってしまいますよね…
なので、裏を返せば「次のユーザーの為」ともとれるわけです。
裏を返せば全てメリット?

簡単に解約できないデメリットも、裏を返せばこれから始めようとしている次のユーザーにとって、とても大事な意味を持っているという事がわかりましたよね?
好きな野菜を育てられない事も同じで、スケジュールが決められているという事は、野菜作りの初心者からすると、正しい知識を学べるチャンスでもあります。
・適正な時期に適正な野菜を植える
・この野菜の後はあの野菜を植えた方がいい
・一緒に植えると相性がいい野菜など
1年を通して学んだ経験と知識は、自分のとって一生の財産になることでしょう。
更に、値段が高い事も…。
と言いたいところですが、これはさすがに高いものは高いですよね….。
ただこれも考えようですが、
・道具は全て揃っている ・アドバイザーがいる ・種や苗も必要な時に用意されている ・イベントがある等々…
上記のサービスを考えると、それだけの価値はあるのかもしれません。
それに野菜が育っていく過程に触れられる「面白さ」や、収穫できた時の「感動」は、お金では買えない“プライスレス”な体験となり、これはもうメリットとしか言いようがありません!
『ってさすがにこれは無理やり過ぎましたかね…?』
▽ちなみにおすすめレンタル農園の記事もあります。
無料あり!家庭菜園初心者の僕がオススメする貸し農園3選
まとめ
いかがでしたでしょうか?
シェア畑のデメリットは確かにあるようですが、初心者からすると、逆に“ありがたいサービス”ともとれるわけです。
シェア畑には実際にメリットもたくさんあるので、詳細を知りたい方は、“無料のオンライン説明会”もあるので、とりあえず参加してみるのもありかもしれませんよ。
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