こんにちは、『りそすけ』 です。
クラピア栽培歴は「5年」。私の経験から、実際に失敗した事例を紹介します。
上の写真は、クラピアで覆われた我が家の庭の写真です。そこまでキレイでもないですが、参考までに載せておきます。
事前に失敗を知ることで、クラピア栽培がより成功に近付けるかと思いますのでぜひ参考にしてください。
クラピア失敗例
私が5年間クラピアを育ててみて感じた失敗例は下記の通りです。
上記の内容でみていきます。それでは、順番にみていきましょう。
植える苗の数
公式サイトでは、「1㎡に対して4苗」植えると推奨されています。すると2ヶ月後には完全被覆します。
しかし、私の場合は予算の都合上、「1㎡に対して2~3苗」しか植え付けませんでした。
そして完全被覆したのは、なんと初めの苗を植えてから「2年後」の事でした。
苗の数をケチると被覆するのにとても時間がかかります…。
2ヶ月とされているものが2年もかかってしまうとは…。
しかしクラピアは、1苗「550円」と決して安い金額ではありません。
▽クラピアの成長記録は下記のリンクから
それと、苗の数を少なくした以外にも、完全被覆に時間がかかってしまったのには以下の原因があります。
上記のとおり、被覆に時間がかかったのはこれらの条件が重なって起きた結果なのです。
土の状態が悪い
公式サイトでは「普通土」が良いとされていますが、うちの場合は海の近くもあるせいか、「砂」が多かったり、ガチガチに固まって水はけの悪い場所があるなど決してクラピアにとっていい状態の土壌とは言えませんでした…。
耕転してから植え付けはしたものの、より早く被覆させたいのであれば根本的な土壌改良が必要だったのかもしれません。
肥料を与えていない
クラピアを植える際には、通常「有機一発」などの肥料を与えます。それ以外にも年に一回ほどの追肥が推奨されています。
しかし、私は肥料を1度もあげていません。とにかくなるべくお金をかけたくなかったので、それが成長のさまたげになっていたかもしれません。
植栽シートを使わなかった
失敗したこと「2つ目」は、植栽シートを使わなかった事です。
これもお金をかけない事が理由で植栽シートを使いませんでした。
植栽シートを使うメリットは下記です。
防草効果がある
まず植栽シートを使う1つ目のメリットは、防草効果がある事です。
クラピアは被覆してしまえば雑草が生えにくいとされています。
しかし、そうは言っても雑草は多少生えてくるし、さらに被覆前の状態では雑草は生え放題です。
写真の水やりをして土の色が濃くなってる部分がクラピアを植えてある部分ですが、それ以外は全て雑草です…。
もし過去に戻れるなら、多少ねだんが高くても植栽シートを付けているでしょう!
雑草を抜く手間と天秤にかけて考えると、確実に付ける事をオススメします。
地面が保護される
防草以外にも、植栽シートを敷いておけば砂が風で飛ばされたり、雨で流れたりする事を防いでくれます。
地面はハダカの状態だと、風や日光などで乾燥したり、雨でたたかれて固くなって土の状態はどんどん悪化していきます。
そんなデメリットも、植栽シートを使う事で解決してくれます。
芝生と一緒に植えてしまった
最後の失敗は、芝生を一緒に植えてしまった事で、これがクラピア栽培において1番大きな失敗です。
繁殖スピードは芝生の「10倍」と言われるクラピアですが、一緒の場所に植えて生き残るのは、なんと芝生の方でした…。
クラピアは横に広がるので芝生を飲み込んでくれると思っていたのですが、逆に年々芝生に飲み込まれていく始末。
初めは【9:1】の割合でクラピアが占めていた庭が、5年経った今では【3:7】の割合で芝生が占領してます。
上の写真が【9:1】でクラピアが優位だった頃の庭の写真です(シーツが干してあるのは気にしないでください(汗)…。
この状態からわずか「2年」でほとんど芝生に侵略された庭が次の写真です。
左上の赤丸でかこんだ部分がクラピアで、それ以外がすべて芝生です。
夏は葉っぱの色がどちらも緑色で分かりにくいので、葉っぱの色が全然違う冬の状態の写真を載せました。
『芝生の驚異がお分かりになったでしょうか?』
なので、クラピアと芝生を同じエリアには絶対に一緒に植えないでください!
最後に
以上が、私のクラピア栽培での失敗事例でした。
みなさんが私の失敗を参考にしてくれれば、私の失敗もムダにはならずに報われると思います。
ぜひ、ハッピーなクラピア生活を~。
▽クラピアの購入を検討のかたはこちらから。
【2024年-最新版】クラピアの新品種徹底比較!K3・K5・K7の選び方
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