「クラピア 植えてはいけない」と検索すると、ネガティブな意見が出てきますよね。
でも実際に7年間育ててきた私からすると──
クラピアはむしろ“植えるべき”グランドカバーです。
この記事では、「植えてはいけない」と言われる理由を冷静に分析し、実際の生育経験をもとに、クラピアを安心して植えるためのポイントを紹介します。
この記事を書いた人
- クラピア栽培歴:7年
- 基本ぐうたら人間(=ほぼ放置で育ててます)
「ズボラでも庭をきれいに保ちたい」そんな思いからクラピアを植えました。
結論から言うと、ほったらかしでも十分きれいに保てています。

クラピアは本当に「植えてはいけない」の?
はっきり言います。
「 植えても問題ありません!」
むしろ「芝生より管理が楽」「雑草が減る」「見た目もかわいい」と、いいこと尽くしです。
では、なぜネット上で“植えてはいけない”と書かれてしまうのでしょうか?
その理由は主に2つあります。
「クラピアは植えてはいけない」と言われる2つの理由
① 繁殖力が強すぎると言われているから
クラピアは横に広がるスピードが速く、地面をどんどん覆っていきます。
そのため、
- 他の花壇に侵入してしまう
- 境界を越えて伸びてしまう
などの声から「手に負えない」と感じる人も。

でも、実際に育ててみると──
🟢 芝生よりも管理はラク。
🟢 刈り込み回数も年数回で十分。
🟢 土が悪い場所では自然と成長がゆるやかになる。
つまり、「繁殖力が強い」といってもメンテナンスはそれほど苦ではないんです。
逆に、繁殖力が弱い植物だとスカスカになって雑草が生え放題になります。
グランドカバーとしては、クラピアくらいの勢いがちょうどいいと言えます。
② ヒメイワダレソウと勘違いされているから
もうひとつの大きな理由がこれです。
| 種類 | 原産地 | 特徴 | 注意点 |
|---|---|---|---|
| ヒメイワダレソウ | 外来種(南米など) | タネで増える | 外来種指定あり。拡散注意 |
| クラピア | 日本原産のイワダレソウ改良品種 | タネをつけない | 庭でも安全に育つ |
つまり―――
「クラピア=ヒメイワダレソウ」と勘違いして、「外来種だから植えてはいけない」と誤解されているケースが多いんです。
クラピアは日本の環境に適応し、安全に広がるよう改良された品種。
タネが飛ばないため、隣家や畑に侵入する心配もありません。
詳しくは関連記事へ:【徹底比較】クラピアとヒメイワダレソウの違い|実際に育てて分かった後悔ポイントとおすすめはどっち?
実際に7年育てて感じた「クラピアを植えても大丈夫な理由」
- 雑草対策になる(日光を遮るから)
- 踏んでも枯れにくい(子どもやペットにも◎)
- 水やりも最小限(雨だけでもよく育つ)
- メンテナンスが少ない
ただし、日陰や水はけの悪い場所だと生育が悪くなるため、最低限のメンテナンスは必要です。
まとめ | クラピアは「植えてはいけない」ではなく「正しく植えるべき」
「クラピアが植えてはいけない」と言われるのは、誤解と勘違いが原因でした。
本来は、グランドカバーとして非常に優秀で、手間を減らして庭をきれいに保てる植物です。
クラピアを正しく理解して、庭づくりをもっと楽しみましょう。
これからクラピアを植えるなら
クラピアは登録品種(種苗法の保護対象)なので、株分けや譲渡はNGです。
必ず正規の販売店から購入しましょう。
✅️【注意】クラピアを譲るのは違法?種苗法のポイントと正しい購入方法
おすすめの販売店
私がオススメしているのは「ミドリス」。
植栽マニュアルや専用肥料がついてくるので、初心者でも失敗しにくいです。


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