グランドカバーといえば人気の 「クラピア」と「ダイカンドラ」。
「どちらを植えた方がいいのか?」と迷っている人も多いと思います。
この記事では、実際に クラピア栽培歴7年・ダイカンドラ栽培歴2年 の私が、それぞれの特徴を比較しながら、どんな人にどちらがおすすめなのかを解説します。
比較ポイントは5つ
両者の特徴を以下の5つの視点から比較します。
- 日当たり
- 踏圧(踏まれ強さ)
- 値段
- 種の有無
- 性質(常緑かどうか)
①日当たり
- クラピア → 日向向き。乾燥に強く、真夏でも元気。最低3時間の日照が必要。
→ 日陰に植えると「徒長」してしまい、グランドカバー効果が落ちる。

- ダイカンドラ → 日陰向き。特に緑葉の「ミクランサ種」はジメジメした環境を好む。
→ 日向でも育つが乾燥に弱い。日照ゼロでもOK。

👉 日向ならクラピア、日陰ならダイカンドラを選ぶのが正解!
②踏圧
- クラピア → 踏むほど密に育ち、裸足でも心地よい。よく歩く場所に最適。

- ダイカンドラ → 踏圧に弱く、葉や茎が柔らかい。歩く場所には向かない。飛び石設置がおすすめ。

③値段
- クラピア → 苗で育てるため高コスト。1㎡あたり約2,200円。
- ダイカンドラ → 種で育てられるため安い。1㎡あたり約300円とコスパ抜群。
👉 初期費用を抑えたいならダイカンドラ。
④種の有無
- クラピア → 種ができない。勝手に飛散する心配なし。ただしランナーで広がるので管理は必要。
- ダイカンドラ → 種ができるため勝手に増える。管理を怠ると意図しない場所に生えてしまうことも。
⑤性質(常緑かどうか)
- クラピア → 常緑ではなく、冬は地上部が枯れる。春になれば再び芽吹く。

- ダイカンドラ → 常緑。ただし寒冷地では紅葉・枯死の可能性あり。

特徴まとめ(比較表)
特徴 | ダイカンドラ | クラピア |
---|---|---|
日当たり | 日陰でもOK | 日向のみ(3時間以上) |
踏圧 | 弱い | 強い |
値段 | 安い(種まき) | 高い(苗植え) |
種 | できる | できない |
性質 | 常緑(寒冷地は注意) | 常緑ではない |
どっちがおすすめ?
- よく歩く庭・遊び場にしたい → クラピア
- コストを抑えたい・日陰に植えたい → ダイカンドラ
私の庭では、
- 南側(日向)にクラピア

- 北側(日陰)にダイカンドラ

を植えていますが、それぞれ環境に合った場所で元気に育っています。
自分の庭の環境と用途に合わせて選ぶのがベストです。
▽クラピアの購入をお考えなら、こちらの記事を参考にしてみてください
▽ダイカンドラの購入をお考えなら、こちらの記事を参考にしてみて下さい
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