人工芝のメリット・デメリットを解説|天然芝との比較もあり

実際に庭を人工芝にした人の“生の声”が聞きたい…。

そんなあなたにもわかりやすく、実際に庭を人工芝にした私が「人工芝」の【メリット/デメリット】を徹底解説します。

人工芝を実際に使ってみた感想を購入する前に知っておくことで、失敗しないための判断基準になるかと思います。

自己紹介

自宅の庭を「人工芝」と「天然芝」にして“7年”が経過した少しめんどくさがり屋の一般人です。

7年間で感じた私なりの人工芝の感想を赤裸々に伝えたいと思います。

人工芝のメリット

人工芝にしてみて感じたメリットは以下のようなモノがあります。

  • 管理がラク
  • 汚れない
  • 維持費がかからない
  • 雑草が生えにくい

管理がラク

まず人工芝のメリットといえば管理がとてもラクだということです。ラクと言うより、むしろ“何もする事はない”位です。

植物のように「枯れたり」「世話をしたり」しなくてもいいので、私のような“めんどくさがり屋”にはピッタリと言えるでしょう!

時には仕事が忙しくなったり、子供が産まれて庭の手入れに時間を割けなくなってしまったとしても、いつもキレイな状態を保ってくれる人工芝にはとても助けられます。

天然芝との比較

その点、天然芝にはやらなければならない作業が山のようにあります。

  • 水やり
  • 芝刈り
  • 肥料
  • エアレーションetc.

これらをしっかり行なってからこそキレイな芝生がキープできるので、天然芝を育てるにはかなりの手間と労力がかかります!

ちなみにめんどくさがり屋の私の場合は、天然芝の世話はほとんどしていません。

水やりもしないので、夏場の炎天下で枯れてしまったり、芝刈りもしないので、草丈が均一ではないし“モサモサし過ぎて”歩きにくい場所すらあります。

モサモサ状態の芝生

なのでめんどくさがり屋には人工芝の一択です!

汚れない

続いての人工芝のメリットは、汚れない事です。人工芝の上で座ったり寝転んだりしても土が付いたり葉っぱが付くことはありません。

子供やペットが遊んでも汚れを気にしなくていいのはとてもありがたいですね。

さらに、少しの用事ならわざわざ靴を履かずに外に出ても大丈夫な位なので、これまためんどくさがり屋にとっては助かります。

天然芝との比較

天然芝も土が付くことはあまりないのですが、枯れてしまった芝生の葉っぱが“かなり”付きやすいです。

寝転がってしまいと洋服にたくさん芝生が付いてしまいますし、個人的に1番嫌なのが、芝生は靴の裏にも勝手に付いてしまうので、車の中のマットの上が芝生だらけになってしまうことです。

車のマットの写真

芝生の葉っぱって、手ではたいてもなかなか落ちないだよねぇ…。

維持費がかからない

人工芝は、一度設置してしまえば基本的にその後の維持費用はかかりません。

ただし、10年位で買い換えを行わなければならないのでその点は注意が必要です。(今のところ我が家の人工芝は8年目まだまだ使える状態ではあります)

8年目の人工芝

天然芝との比較

天然芝は初期費用を安く抑えられますが、その分道具の費用や維持費用がかかります。よく人工芝は高いと言われがちですが、トータルで考えると実はそこまでの差がないと私は考えます。

インターネットで安くていい人工芝を購入する事により、意外とコスパが良かったりもするのです。

下記にオススメの人工芝のリンクを貼っておきますので気になるかたはぜひ参考にどうぞ▽

人工芝の選びかたガイド/失敗しない選び方のポイントとオススメ人工芝

雑草が生えにくい

人工芝を敷くことにより、雑草が生えにくくなります。

しっかりと除草してから防草シートを敷く事で、施工前と比べて雑草の生えかたが全然違います。

雑草が生えていないと、景観が良くなることはもちろん、やはり除草作業の手間がかからない事がありがたいですね。

天然芝との比較

当然ですが、天然芝は人工芝に比べて雑草が生えやすいです。

雑草は放置すればするほど増える続けてしまうので、“よほどマメな方でない限り天然芝に手を出すのは危険”です…。

1ヶ月も放置しておくと雑草まみれになるで…。

人工芝のデメリット

人工芝は手間もかからずグランドカバーとしてかなり優秀ですが、デメリットもあります。

  • 経年劣化がある
  • 値段が高い

それぞれ解説します。

経年劣化がある

人工芝にはそれぞれ耐用年数が定められていて、使い続けることによりどんどん劣化していってしまいます。

具体的な劣化は下記の2点です。

  • 人工芝が寝てしまう
  • ダメージを受けてしまう

人工芝が寝てしまう

人工芝を敷いた場合、その上を歩くことも多くなるとは思いますが、人工芝は踏めば踏むほど芝が寝てきてしまいます。

寝てしまった人工芝

最近では芝が寝にくい“V字加工パイル”などが主流になってきてはいますが、それでも時間と共に寝てきてしまうことは避けられないでしょう。

デッキブラシなどで回復する事も可能ですが、やはり時が経てば経つほどその効果も薄れてきてしまいます。

ダメージを受けてしまう

我が家の人工芝の場合、台風などの強風で風に飛ばされてしまった時のダメージや、BBQ で炭を落としてしまった時の焦げがあったりします。

焦げた人工芝

当然ですが、それらのダメージが回復することはないので、経年劣化にプラスして、長く使えば使うほどキズなどが増えていき、状態は悪くなっていく事を覚悟しておきましょう。

天然芝との比較

天然芝なら踏まれても立ち上がってくるので、手入れをしっかり行ってさえいれば半永久的にキレイに立ち上がった状態を保つことが出来ます。

枯れてしまったりダメージを受けても回復することが可能なので、手間を惜しまずお世話できる人にとっては芝生の方が合っていると言えるでしょう。

値段が高い

人工芝のもう1つのデメリットは、芝生や他のグランドカバーに比べて値段が高い事です。専門業者に施工を依頼した場合は1㎡あたり数千円もしてしまいます。

ホームセンターや専門店で購入すると割高になってしまうので、インターネット通販で購入すれば、安価で配達までしてくれるのでとても便利です

DIYですと、1平米あたり1,000円以内でも出来るので、もしも人工芝にしたい場合はインターネットで購入してDIY する事をオススメします。

オススメの人工芝は下記のリンクから▽

【必見】人工芝選びで重要なのは「重さ」だった!?芝丈の違う人工芝を“5年間”使ってみて思うこと

天然芝との比較

天然芝は、ホームセンターなどで売られている一般的な高麗芝だと「500円/㎡」で販売されているので、とても安価に施工する事が可能です。

こちらも人工芝同様、DIY する事をオススメします。

自分でやるの難しそうだし、面倒だなぁ…

そんな方はそもそも手間のかかる天然芝には向いていないので、おとなしく人工芝にする方が無難です。

その他

今回紹介した【メリット/デメリット】は私の独断と偏見によるもので、一般的に言われているデメリットも紹介します。

  • 季節感がない
  • 火気厳禁

季節感がない

人工芝は冬でも青々としているため、季節感がないという意見もあります。私はそんな風に思ったことは1度もありませんが、『冬になったら枯れた芝生の方がいい』って人も中にはいるのでしょうか?

火気厳禁

人工芝は火気厳禁とされていますが、そもそも燃えにくい素材で作られているので、あまり気にしたことはありません。

実際に気を付けながらBBQをしたこともありました…。(推奨はしていませんよ!)

まとめ

みなさんが購入する前に知っておきたい人工芝の【メリット・デメリット】はわかりましたでしょうか?

人工芝の場合、初期費用は高くつきますが、メンテナンスなどの維持費がかかりません。そのため、10年は放っておいてもキレイな庭を楽しめます。

家族が増えた時や、仕事や趣味の時間をしっかり取りたいのであれば、手間のかからない人工芝はかなりおすすめですよ。

▽オススメ人工芝はコチラから

【人工芝】20mmと35mmどっちがオススメ?/人工芝歴7年の教え

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