
おすすめのグランドカバーは?
グランドカバーを選ぶ基準の1つに、『実際にいくらかかるのか?』が気になるところではないでしょうか。
本記事では、【人工芝·芝生·クラピア】の実際にかかる費用を比較していきます。
DIYでやる場合と、業者にお願いする場合の費用も比較しているので、これから庭づくりを始めたい方は、ぜひ参考にどうぞー。
費用の一覧表

まずは、それぞれにかかる費用を一覧表にまとめました。
※1㎡あたりにかかる費用で算出しています。
人工芝 | 芝生 | クラピア | |
費用(DIY) | ¥2,000~¥4,000 | ¥600~¥1,100 | ¥2,200~¥2,800 |
費用 (業者) | ¥10,000~¥15,000 | ¥3,000~¥6,000 | 無し |
「人工芝」が1番コストがかかり、次に「クラピア」→「芝生」の順番になります。
※クラピアを施工する業者は存在しないので「無し」になっています。
それでは1つずつ深掘りしていきましょう。
人工芝にかかる費用

まずは人工芝にした場合の費用をみていきます。【人工芝·芝生·クラピア】の3つの中で1番コストがかかるのがこの「人工芝」でしたね。
- 「なぜこんなに高いのか?」
- 「なるべくコストを押さえる方法」
上記について詳しく解説していきます。
なぜこんなに高いのか?
人工芝は他の2つに比べると、元々の単価が高く、更に付属品も必要になるので1番コストがかかってしまいます。
ホームセンターの人工芝の平均を見てみると、ロール人工芝の値段の相場は1㎡あたり「1,500円~3,500円」になります。
ちなみに、私が買ったカインズホームの人工芝は、芝丈が“35mm”でサイズが1m×10mで「22,800円」でした。
なので1㎡あたり「2,280円」になります。
そこから更に「防草シート」や「ピン」などの付属品もつきます。
- 防草シート:約300円/㎡
- 固定用U字ピン:約35円/本
- 舗装用の砂:約150円/kg
人工芝が“高い理由”は、そもそもの材料費が高い事に加えて、付属品も揃えなくてはいけないからです。
さらに業者に施工をお願いすると、手間がかかる分「1㎡」あたり“一万円以上”もかかってしまいます。
人口芝を安く抑える方法
そこで、人工芝を安く施工する方法は「DIY 」でやる事です。
人工芝は、DIYでやれば、1㎡あたり「¥2,000円~4,000円」程で施工が出来ます。
私も完全な素人ですが、「DIY」で施工しました。仕上がりはプロには劣るかもですが、それはすごく細かい部分の話で、素人でも全然問題なく張り付けることが可能です。
そして、さらに安くする方法がもう1つあります!
それは、人工芝を購入するなら「ホームセンター」などではなく、「ネット通販」で買うことです。
下記の人工芝は、1㎡あたり「698円」と驚異の安さ!!
しかも、「安かろう、悪かろう」ではなく、レビューの高さが安心を物語っています。
ネット通販をうまく活用することで、【芝生·クラピア】に比べて、維持費もかからない「人工芝」が1番安く施工できることも可能になってしまうのです。
『驚きですよね!?』
人工芝が気になった方は、こちらの記事もどうぞから↓↓
ちなみに、防草シートは不織布タイプがオススメです。織布タイプは、ほつれてグチャグチャになります…。
業者に施工してもらう
- 「自分でやるのは大変」
- 「うまく出来るか心配」
そういった方には業者にお願いするのもありです。
業者にお願いする場合は、1㎡あたりの施工価格の相場は「10,000円~15,000円」前後と、なかなかのお値段です。
素人がDIYでやろうとすると、多少なりとも隙間や凸凹ができたりといったリスクがあります。
もし、お金に余裕があるなら、手間や今後のことを考えると、業者にお願いするのも全然アリです。
芝生の費用

続いては「芝生」にかかる費用を見ていきます。
天然の芝生はごく一般的な「高麗芝」で1㎡あたり“500円”前後。「西洋芝」や「TM9」で“1,000円”前後で購入できます。
「人工芝」の平均価格と比べると、かなりお安いですね。
それ以外に必要なものといえば、最低限「目土」があれば十分でしょう。
目土はネット通販よりホームセンターの方が安く、カインズホームでは1袋“298円”で売っています。1㎡にすると約“100円”なのでこちらもかなりお手頃です。
なのでDIYで施工した場合は、「高麗芝」なら1㎡あたり“600円”、「西洋芝」や「TM9」なら“1,100円”で済みます。
次に、芝張り業者にかかる作業費の相場は、1㎡あたり“3,000円~6,000円”程度です。
素人の私は芝張りもDIYでやりました。
作業自体はそこまで大変ではなく、なんとかなります。完璧を求めなければ何も問題ありません。
※ただし芝張りは、元の状態によって大変さが変わってきます。草取りや下地作り、更には水はけや通気性などを考慮して適切な下地を作らなければ、後々不具合が発生するおそれもあります。
「お財布」と「やる気」を天秤にかけて、“DIY”でやるか、“業者”にお願いするかを決めれば良いでしょう。
クラピアの費用

クラピアは、まだ歴史が浅いせいか、クラピアを施工してくれる業者は存在しないので、DIYでやるしかありません。(簡単なので全く問題ないです)
クラピアは1ポット“550円”で売られています。ホームセンターなどには売っておらず、“ネット販売限定”となります。
1㎡に必要なポット数は「4つ」なので、1㎡あたりの費用は“2,200円”です。
これだけでも十分育ちますが(私はこれだけで育てました)クラピアのホームページには、「植栽シート」と「肥料」を一緒にやると良いとされています。
「植栽シート」は1㎡あたり“約500円”。
肥料は「有機一発」か「マグファンプ」で、クラピア1ポットに6グラムが目安なので、1㎡で多く見積もって“100円”で済みます。
肥料に関しては、送料などを考慮すると、ぶっちゃけホームセンターの方が安いです。
そして、それらを全て合わせると約“2,800円”になります。
クラピアの詳しい記事はこちらから
芝生とクラピアには維持費がかかる
それでは、もう1度一覧表をみてみましょう
人工芝 | 芝生 | クラピア | |
費用(DIY) | ¥2,000~¥4,000 | ¥600~¥1,100 | ¥2,200~¥2,800 |
費用 (業者) | ¥10,000~¥15,000 | ¥3,000~¥6,000 | 無し |
平均で見ると「人工芝」が1番高いですが、「芝生」と「クラピア」にはここから“維持費”と”道具の費用”がかかります。
まず“道具の費用”ですが、基本的に必用なものは下記です。
- 芝刈り機···1万~2万
- ローンスパイク···1,000円前後
- レーキ···1,000円前後
それ以外にも、下記の“維持費”が年間で“1万円前後”かかります。
- 目土
- 肥料
- 除草剤
- 水道代
私のように“ほったらかし”であれば、“維持費”はかかりませんが、最低でも「芝刈り機」は必要になるでしょう。
手間をかければかけるほどキレイになるので、人によって“維持費”はだいぶ変わってくると思いますが、最低でも一万円以上はかかるでしょう。
まとめ
以上が【人工芝·芝生·クラピア】にかかる費用の比較になります。
「高いと思っていた人工芝も、“維持費”や“道具類”が安く抑えられるので、実は安く施工出来る事は意外だったのではないでしょうか?」
もちろん“値段”だけで決めるものではないと思うので、ご自身の好みや、ライフスタイルに合ったグランドカバーを選んでみてくださいね。
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