人工芝に雑草は生えるのか?
多くの人はそんな疑問を持つことでしょう。この疑問に対する答えは「基本的には生えませんが、条件によっては生える場合がある」です。
人工芝は見た目は自然な芝生と変わりなく、メンテナンスが容易で耐久性にも優れていますが、雑草が生えてしまっては魅力が半減してしまいますね。
そこで、実際に人工芝を庭に施工して『8年』が経つ私が、雑草が生える場所や気を付けるポイントを紹介します。
どうして草が生える?
人工芝の構造上、雑草の種子が土に直接触れることはなく、本来であれば雑草が生える条件は整っていません。
しかし、長期間の使用や外的要因により、人工芝に隙間が出来たり人工芝の上に土や微生物が蓄積されるなどして、そこから草が生えることが考えられます。
草のタネはどこから来る?
人工芝に草の種が運ばれる原因は「風」「鳥」「昆虫」など多岐にわたります。
種が人工芝の隙間に侵入し、適度な水分や栄養があれば、種が発芽し雑草が生育する可能性があります。
人工芝のどこから草が生える?
では、人工芝のどこから草が生えるのか、実際に生えている所を見ていきましょう。
我が家で主に雑草が生えている場所は「3ヶ所」あります。
人工芝と人工芝の境目
人工芝と人工芝の境目は隙間が出来やすく、雑草の種子が溜まりやすいので草が生えやすい状態になります。
これを防ぐには「防草シート」を敷くことはもちろん、人工芝同士を貼り付ける「ジョイントテープ」を使うと良いでしょう。
「防草シート」だけでは我が家のように万全ではなく、どうしても雑草が生えてきてしまいます。なので、「ジョイントテープ」でしっかり隙間なく固定することで雑草の発生を防ぐことが出来ます。
人工芝と壁の間
理由は上記と同じです。
ただ、人工芝と壁の隙間は、ジョイントテープでくっつけるわけにもいかないので、DIYで人工芝や防草シートをカットする際に、なるべく隙間が出来ないように慎重に行うことが大切です。
人工芝の表面
人工芝の表面に出てくる雑草は、長期間の使用により人工芝の上に蓄積された土などに、雑草の種子が付着して発芽したものです。
これに関しては、長く使用していればいずれ起きてしまう現象なのですが、我が家の場合は、“7年目”あたりから雑草が生えてくるようになってきました。
定期的なメンテナンスの重要性
人工芝上での草の発生を防ぐためには、定期的なメンテナンスは欠かせません。人工芝の表面の状態をチェックし、ゴミや土などの異物の清掃を行うことが重要です。
さらに、人工芝上で草が生えてきた場合は早急に除去し、種が更なる繁殖をしないようにしましょう。種が落ちてそこからまた生えて来ることを防ぐことができますし、雑草が小さなうちに定期的に抜くことで、抜草作業が比較的簡単になります。
適切なメンテナンスを行うことで、美観を損ねず長期にわたって人工芝を楽しむことができます。
最後に
人工芝には少なからず雑草が生えてしまいます。
人工芝設置前の下地処理も、雑草の発生を抑制する予防策として非常に重要です。
まずは、地面の除草作業を行いましょう。土壌の中の雑草の種や根を徹底的に取り除くことが重要となります。
そして、地面を平らに整えてから「防草シート」を敷くことで、雑草の繁殖を大幅に低減することができます。
「防草シート」は、光を透過せずに雑草の成長を阻害するため、非常に有効です。適切な下地の準備をすることで、その後のメンテナンスの手間を大幅に省くことができるでしょう。
また、人工芝を敷く際には隣り合う部分がしっかりと密着していることを確認し、「ジョイントテープ」を利用して隙間や段差が生じないよう注意しましょう。
人工芝をDIYで施工する場合、始めがかなり重要なので、気を抜かずきっちり丁寧に作業して素敵な人工芝ライフをお過ごしください。
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