「クラピアって雑草対策にいいって聞いたけど、本当に効果あるの?」
そんな疑問に、クラピア栽培歴7年の私が実体験をもとに詳しく解説します。
ちなみに私はかなりズボラな性格で、クラピアも“ほぼ放置管理”。
几帳面な方のように完璧なお手入れはしていませんが、リアルなクラピアの様子が知りたい方にはきっと参考になると思います。
クラピアはどれくらい雑草を抑えてくれる?
まずは実際の自宅のクラピアを見てください。

密に育ったクラピアは、地面を完全に覆って雑草が生えるスキを与えません。
条件さえ整えば、クラピアはかなり優秀な防草グラウンドカバーといえます。
ただしポイントはひとつ。
クラピアの防草効果は「しっかり密に育っていること」が前提。
管理不足でスカスカになったり、地上部が枯れたりすると、一気に雑草が生え放題になります。
雑草対策にならない時期がある
クラピアは冬に地上部が枯れます。
冬の間は雑草も少ないので問題ないのですが、厄介なのが3月〜4月。
- 新芽はまだ出そろわない
- 気温が上がり、雑草だけが先に伸びてくる
このタイミングではクラピアはほぼ無力。
私の庭も、3月末には雑草だらけになりました…。

我が家が雑草まみれになった理由
正直に言うと、原因は完全に私のズボラ管理です。
- 雑草抜きをやめてしまった
- 前年にコガネムシの幼虫被害で地上部が枯れた

クラピアは地表を覆ってこそ雑草を抑えられます。
枯れて土が見えると、あっという間に雑草が侵入。
コガネムシの幼虫被害の時に、薬剤を使えばある程度防げたかもしれませんが、小さい子どもがいるため薬剤は使わずに放置した結果、雑草天国になりました。
その時の様子⇒コガネムシ幼虫の駆除【クラピア栽培記録】
クラピアの防草効果は「春を乗り越えれば強い」
3〜4月は雑草との戦いですが、
クラピアが青々と茂りはじめる5月以降は、一気にクラピアが優位になり雑草は激減します。
ただし、完全にゼロになるわけではありません。
それでも手入れの回数はかなり減り、夏〜秋はほぼ放置でも快適に過ごせます。
芝生・人工芝と比べてみた
せっかくなので、同じ庭で育てている芝生・人工芝と比べてみました。
芝生の防草効果
- 芝生にも雑草は生えます
- クラピアの3〜4月ほどではないけれど、除草は必要
- 草丈がある分、手で雑草を抜くのが大変

人工芝の防草効果
- 施工から7年目ですが、雑草はかなり少ない
- 生えてくるのは人工芝の継ぎ目や隙間だけ
- 施工時の防草シートが効いている可能性大

結果として、雑草対策に一番効果があるのは人工芝でした。
おすすめ人工芝の選び方⇒【人工芝】20mmと35mmどっちがオススメ?人工芝歴7年の実体験から解説
クラピアと芝生は管理次第ではほぼ互角だと思います。
まとめ|クラピアの雑草対策は「管理次第」
- 3〜4月はクラピアの防草効果はほぼゼロ
- 5月以降はクラピアが優位になり、雑草は減る
- 完全放置すると効果は激減するので、最低限の手入れは必要
クラピアは「雑草ゼロの庭を目指す人」よりも、「手入れを減らしつつ、自然なグリーンを楽しみたい人」に向いています。
クラピアのメリット・品種選びについて詳しく知りたい方は
↓こちらの記事がおすすめです。


コメント