「クラピアって本当におすすめ?」
「メリットとデメリット、どっちが大きい?」
クラピアに興味がある方なら、一度は気になる疑問ですよね。
私はクラピアを庭に植えてから7年目。
芝生と迷った末にクラピアを選んだのですが、実際に育ててみて分かったことがたくさんあります。
この記事では、一般的に言われるクラピアの「メリット・デメリット」を、実体験ベースで正直にレビューします。
購入を迷っている方は、ぜひ参考にしてください。
クラピアのメリット【5つ】
まずは良いところから。クラピアを植えて感じたメリットは次の5つです。
- 成長が早い
- 手入れが簡単
- 雑草対策になる
- 花は咲くが種ができない
- 葉っぱが柔らかい
順番に体験談つきで解説していきます。
① 成長が早い(ただし広がりすぎ注意)
クラピアは芝生の約10倍のスピードで広がると言われています。
確かに、植えた直後はあっという間に庭が緑に!
ただし、広がりすぎるとコンクリートの上まで侵入してくるので、放置すると管理が大変になります。

【 ポイント】
- 庭全体を覆うまで:メリット
- その後:デメリット(定期的な刈り込みが必要)
ちなみに、私の庭は悪条件(苗が少ない+土が硬い)だったので、被覆まで1年以上かかりました。
成長スピードは環境によって差が大きいことも覚えておきましょう。

詳しくはこちら
➡ 【写真付き】クラピアの成長記録|植え付けから完全被覆までのリアル体験
② 手入れが簡単(芝生よりは楽)
クラピアのメンテナンスは年2〜3回の刈り込みだけでOK。
芝生より水やり・草刈りの手間が少ないです。
ただし、雑草は意外と生えます。
草抜きをまったくしなくていいわけではないので、過度な期待は禁物です。
【 結論】
- 芝生より手入れがラク
- 人工芝と比べると、当然ながらクラピアの方が手間はかかる
③ 雑草対策になる(条件付きで)
クラピアは葉が密に広がると雑草を抑制してくれます。
条件が揃えば雑草発生率を90%以上カットできます。

ただし、
- 日当たりが悪い
- 踏圧が足りない
- 病害虫で枯れた部分がある
こういった環境では、雑草が生えやすくなります。
特に3月はクラピアがまだ茶色で休眠中なので、雑草が先に芽吹いて草むしりが大変です。

④ 花が咲くが種ができない(近隣トラブル防止)
春〜夏にかけて、クラピアは小さな花を咲かせます。

しかも種を作らない品種なので、ご近所に勝手に広がる心配がありません。
花が好きな方は楽しめますし、近隣トラブルも防げるので安心です。
⑤ 葉っぱが柔らかい(裸足で歩ける)
クラピアの葉はとても柔らかく、芝生のようにチクチクしません。
裸足で歩くととても気持ちよく、子どもやペットにもやさしいです。
個人的に一番のお気に入りポイントです!
クラピアのデメリット【4つ】
良いところばかりではありません。6年間育てて分かったデメリットはこちら。
- 冬は枯れる
- 病気になる
- 虫がわく
- 値段が高い
① 冬は枯れる(見た目が寂しい)
クラピアは常緑ではないので、冬になると茶色く枯れます。

ランナーが目立つため、見た目は正直あまりよくありません。
【 ポイント】
「冬でも緑が欲しい」という方は人工芝や常緑グランドカバーがおすすめ。
② 病気になる(白絹病など)
クラピアは水はけが悪いと「白絹病」にかかることがあります。

私も6年間で2回ほど発生しましたが、適切に対処すれば回復可能でした。
③ 虫がわく(特にコガネムシの幼虫)
ナメクジ・ダンゴムシ・ミツバチなどはあまり気になりませんが、
コガネムシの幼虫被害でクラピアが枯れたことがあります。
薬剤で対処は可能ですが、小さなお子さんやペットがいる家庭は注意が必要です。
詳しくはこちら
➡コガネムシ幼虫の駆除【クラピア栽培記録】
④ 値段が高い(芝生の約4倍)
クラピアは1㎡あたり約2,200円と、芝生の約4倍します。
初期コストは高めですが、メンテナンスコストが安いので長期的には回収できる場合も。
まとめ:クラピアは「手入れラク&裸足で気持ちいい庭」にしたい人向け
- ✅ 庭全体を覆うスピードは速い
- ✅ 芝生より手入れがラク
- ✅ 柔らかい葉が気持ちいい
- ❌ 冬は枯れて茶色くなる
- ❌ 初期費用が高い
総合的には、私はクラピアを植えて良かったと感じています。
見た目がきれいで、子どもと裸足で遊べる庭になったのは大満足。
次は品種選びの記事も読んでおくと失敗しません👇
➡ クラピアの種類はどれが最適?全品種の特徴と選び方を徹底解説


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