クラピアの目土(めつち)/凸凹を補修してキレイな庭に

クラピアを基本的には“ほったらかし”で育てていますが、前回の「イシクラゲ」への目土がかなり“効果的”だったので、再度クラピアに目土を施すことにしました。

前回の記事»»クラピアの手入れ/イシクラゲ対策に目土を使ってみた

必要な材料は前回と同じ芝の目土(肥料入り)と、今回はそれだけだと量が少ないと感じたため、「砂」も一緒に購入しました。

材料
  • 芝の目土(肥料入り)
芝の目土と川砂
購入した目土と砂

これらの“2つ”を混ぜ合わせて使用しました。砂を使用する理由は「節約」と「排水性の向上」が目的です。

目土をする目的は主に“3つ”あります。

  • 凸凹を補修すること
  • 排水性を向上させること
  • 栄養を補給すること

クラピアは放っておいてもある程度はキレイに育ちますが、丁寧に世話をすることでより美しく育ってくれます。

最初はしっかりと整地して植えても、時間が経つにつれて表面が凸凹してきます。

その結果、くぼんだ部分に水がたまりやすくなり、「イシクラゲ」や「キノコ」が生えやすくなってしまいます。

なので、排水を良くするためと、凸凹を整えるために目土を入れて対処します。

目土を過剰に行うと、地面の高さが上昇してしまう可能性があります。毎年「5mm」ずつ追加しても、10年後には地面が約「5cm」上昇することになります。

もし「スカスカ」「元気がない」「ランナーが露出している」「凸凹が酷い」などの問題がなければ、毎年の実施は必要ありません。

凸凹箇所の修正をするため、実際に作業を進めていきましょう。

芝生の目土と砂を混ぜ、凸凹箇所やスカスカな場所に散布します。

長い棒を使用し、地面と平行にならしてあげるとくぼんだ部分がわかりやすくて便利です。

散布後:整地後

クラピアが目土で埋まってしまっても問題ありません。クラピアは強い植物なので、枯れることなくすぐに顔を出し、また地表面を覆ってくれます。

せっかく目土をしたのに風に飛ばされたり、雨で流されてしまっては意味がありません。

目土した後、なるべく早く地表面を被覆してもらえるように、クラピアの最盛期である「6月~7月」にこの作業を行うとよいでしょう。

目土が完了したら、次は乾燥を防ぐためと、クラピアと目土を密着させてよく馴染ませる為に水をまきます。

クラピアの庭に水やり

ついでに、雑草も取り除いておきました。

せっかく肥料を与えたのに雑草に栄養を奪われたら損な気がするので…。

ホースで水を絶え間なく出し続け、たっぷりと湿らせてあげると、土が柔らかくなり、雑草が抜きやすくなります。

これで「イシクラゲの撲滅」と「凸凹になってしまった庭の修復」の両立を図りたいと思います。

今後のクラピアの成長とイシクラゲの減少に期待しつつ、これからもクラピアの栽培記録をお届けしていきます。次回もお楽しみに~。

▽クラピアについてもっと詳しく知りたい方はコチラから

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