『サツマイモ栽培に米ぬかを使うと良く育つ』とネットで拝見したので、実際に試してみることにしました。
始めに結論から言うと、米ぬかを入れてとてもよかったです!
畑の状態
我が家の畑は、もともと「砂質」で、それなのに肥料などは一切与えておらず、やっているのは草を敷き詰めた草マルチのみの状態です。
サツマイモ栽培は「5年目」で、毎回同じ畝でサツマイモのみを育てていました。
サツマイモ栽培には「砂質」であまり栄養がないくらいがよく育つということでしたが、年々収穫量が落ちてきてしまっていたので、今年は初めて「米ぬか」を投入することにしました。
米ぬかの効果
米ぬかは微生物のエサとなる養分が豊富で、それらの養分が微生物によって分解されて土が豊かになります。野菜の三大栄養素と言われる「窒素」「リン」「カリウム」もバランスよく含まれているのが特徴です。
土壌の団粒構造を作り出す効果もあるので、排水性がよくなり野菜にとってはとても育ちやすい土壌になります。
注意点
生の米ぬかは、発酵して分解するまでに時間がかかるので、「年末」までには散布しておくとよいでしょう。
米ぬかを土に直接混ぜてもいいし、草マルチの上からかけて大丈夫です。ちなみに私は両方やりました。
去年のサツマイモ
それでは実際に育てたサツマイモの様子を紹介していきます。
1年目と2年目はそれなりの大きさのサツマイモが出来たのですが、3年目、4年目になるにつれ、ドンドン小さいサツマイモばかりが出来て、年々収量が減ってきてしまいました。
次の写真は、4年目のサツマイモ栽培で収穫できたサツマイモ達です。
「数」「形」「大きさ」の全てが初年度に比べてイマイチの出来でした…。
20本も苗を植えたんだけどな…。
さすがにこれでは労力に対して割に合わないと思い、考え抜いた結果「米ぬか」を投入することにしました。
今年のサツマイモ
そして「米ぬか」を投入して作った今年のサツマイモの様子を紹介します。
いい感じやんけー!
去年は大きさや数もそうですが、特に形が悪かったのですが、今年は“サツマイモっぽい形”をしているが特徴的でした。
一昨年、去年に比べるて「大きさ」「形」「数」の全てにおいて良くできたと思います!
まとめ
2023年の今年は、“猛暑”で雨が全然降らず苗が枯れかかってしまう時もありましたが、結果的には去年、一昨年に比べて良くできていました。
栽培方法で変えた事といえば米ぬかをいれただけなので、これは「米ぬか」の効果と考えていいのではないでしょうか。
なので、サツマイモ栽培をする際には、年末までに米ぬかを畑にすきこんでおけばサツマイモがよく育ち、いい結果が待っているかもしれませんよ。
私自身も今年の結果をふまえて、来年もまた「米ぬか」を混ぜ、どうなるか観察していこうと思います。
じゃ、またねー!
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