グランドカバーとして有名な【人工芝・芝生・クラピア】を、実際どれくらい手間がかかるのか、上記3つを「6年間」試した経験をもとに比較してみました。
この記事では、それぞれの手間やメンテナンスの観点から詳しく比較し、どのグランドカバーがあなたに最適かを判断する手助けをいたします。
手間のかからないランキング
「3つ」のグランドカバーで、手間がかからないランキングは次の通りです。
- 人工芝
- クラピア
- 芝生
1番手間がかからないのは「人工芝」で次に「クラピア」→「芝生」の順番になります。
それでは、1つずつ詳しく解説していきます。
人工芝
「人工芝」は植物ではないので、病気になったり枯れたりすることもありません。維持費がかかることもないし基本的に手入れは必要ありません。
なので「クラピア・芝生」と比べると、圧倒的に手間はかかりません。
オススメ人工芝の紹介はコチラから⇒【人工芝】20mmと35mmどっちがオススメ?/人工芝歴7年の教え
ただ、長期間の使用により経年劣化や、一部の繊維が抜けることもあるため、定期的な掃除が必要です。それでも、長い目で見れば手間を大きく減らしてくれる優れた選択肢と言えるでしょう。
クラピア
「クラピア」の主な手入れは次の通りです。
- 刈り込み
- 施肥
- 除草
クラピアは、雑草抑制効果が高く、低メンテナンスであるのが特徴です。ただ、低メンテナンスとは言われていますが、メンテナンスフリーではないので、上記の作業が必要になります。
刈り込みは月に一回ほどで十分ですが、以外に雑草が生えてくるので、思いのほか除草が大変でした。
それと、投入初期にはしっかりとした根張りのために2週間程度の水やりが必要となります。
これ以外にも「病気」になっってしまったり、「害虫」の被害により枯れてしまうなど、状況によってやる事が増えたりもします。
クラピアについて詳しい記事はコチラから⇒【2024年-最新版】クラピアの新品種徹底比較!K3・K5・K7の選び方
完全に何も手入れをしないわけにはいきませんが、必要な手間は比較的少なく、効率よく緑のカーペットを目指すことができます。
芝生
続いて「芝生」の手入れ方法です。
- 目土(めつち)入れ
- エアレーション
- 施肥
- サッチ取り
- 毎週の刈り込み
- 除草
- 水やり
「クラピア」に比べると、格段に作業が多く、大変なのがわかると思います。
芝生をキレイな状態でキープするには、毎日の水やりや週に一回の芝刈りなど、生育の最盛期には毎日の手入れが必要です。
手間はかかりますが、その分ナチュラルな感触や美しさを楽しむことができるため、ガーデニングの満足感を味わいたい方にオススメです。
まとめ
人工芝は1番手入れの手間がかからない反面、長期間使用するうえでの耐久性を考慮する必要があります。
クラピアは芝生に比べてメンテナンスの頻度は低いものの、雑草の管理に少し手間取ることがあります。
天然芝は見た目が自然で人気なものの、定期的な手入れや水やり、芝刈りといった維持が欠かせません。
利用目的やコストを考慮し、どの選択肢が最も適しているのかを決めることが重要です。生活スタイルや見た目の好みに合わせて、最適な選択をすることで、長期にわたって満足のいく外観を維持できるでしょう。
ご自身の目的に合った最適なグランドカバーを検討いただければ幸いです。
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