「クラピアって冬になると枯れるの?」
そんな疑問を持つ方に向けて、クラピア栽培歴6年・千葉県で育てている私の実体験をもとに、冬のクラピアの様子を詳しく紹介します。
クラピアは冬になると地上部が枯れる
クラピアは常緑ではなく、冬になると地上部の葉は枯れて休眠状態に入ります。

- 夏:青々と茂り、美しいグランドカバー
- 秋:11月頃から紅葉が始まる
- 冬:12月頃には緑がほぼ消え、地上部は枯れた状態に
ただし根はしっかり生きているため、春になれば再び芽吹いてくれるので安心してください。
冬のクラピアの見た目とランナー問題
冬のクラピアが嫌われやすい理由のひとつが「ランナー(匍匐茎)」です。

- 地上部が枯れると、ランナーだけが残る
- このランナーが土の上に張り巡らされ、見た目が悪い
- 「気持ち悪い」と感じる人も多い
つまり、冬のクラピアはグリーンカーペットの姿から一変し、茶色いランナーが目立つ状態になります。
今年のクラピアは「完全にハゲた」…
例年は冬でもある程度の葉やランナーが残り、地面を覆ってくれていたのですが、今年は様子が違いました。
- 広さにして約1㎡ほどが完全に土の露出状態
- 足跡がくっきり残るほどスカスカ
- まさに「クラピアがハゲた」状態

グランドカバーとして機能せず、以下のようなデメリットが生じます。
- 風で砂が舞う
- 雨でぬかるむ
- 凸凹が目立つ
- 雑草が繁殖しやすい
枯れすぎた原因は「コガネムシの幼虫」
ここまでひどく枯れた原因は、コガネムシの幼虫による食害の可能性が高いです。
- 夏に大量発生 → 対策不足 → 根がダメージを受ける
- そのまま冬に突入 → 回復できずに地上部が枯死
クラピアは基本的に冬でも完全に消えることはないため、今回のような極端なケースは害虫や病気の影響を疑う必要があります。
詳しくはコチラ⇒コガネムシ幼虫の駆除【クラピア栽培記録】
春に向けての対策
- コガネムシ対策:殺虫剤(オルトランなど)で幼虫駆除
- 病気対策:症状に応じた薬剤を使用
- 露出部には追い植えで補修も検討
春になれば新芽が出てくれるはずですが、念のため早めの対策を行いましょう。
まとめ|クラピアは冬に枯れるけど復活する
- クラピアは冬に枯れるのが普通(地上部だけ)
- 春になると復活するので基本は心配なし
- ただし、完全にハゲる場合は「コガネムシ」や「病気」が原因のこともある
- 害虫・病気対策をしっかり行えば、美しいグリーンカーペットが戻ってきます
クラピアは夏場の美しさだけでなく、冬の管理やトラブル対応も知っておくことで、より安心して育てることができます。
▽クラピアの購入先で迷っている方はこちらの記事がおすすめです
👉 クラピアの販売店を徹底比較!オススメの販売店を紹介!
コメント