・クラピアってトラブルが多いのだろうか?
・トラブルが起きた場合どうすればいいんだろう?
そんな事を不安に思ってる方に、クラピア栽培で起きるトラブルと、そのトラブルの回避方法について紹介します。
これからクラピアを育てる方はぜひ参考にしてみてください。
なぜトラブルが多いのか?
クラピアは“2006年”に販売が開始され、最新の品種に至っては、まだ発売して10年も経っていないほど歴史が浅い植物です。
芝生のように昔から親しまれているわけではないので、「専用の除草剤」があるわけでもないし「専門の植え付け業者」がいるわけでもありません。
なので、芝生のように膨大な“経験とデータ”がないので、『こうすれば絶対に大丈夫!!』なんて育て方がまだ確立されていないため、トラブルが起きやすいのかもしれません。
※ちなみに、今回紹介するのは私のような“ぐうたら人間”に起こったトラブルですので、しっかり手入れをするマメな方は、そこまでトラブルが多くないかもしれないです。
クラピア栽培で実際に起きたトラブル
私はクラピアを育てて「7年」になりますが、そんな7年間の栽培歴のなかで起きたトラブルは以下の通りです。
- 被覆に時間がかかった
- 芝生に飲み込まれた
- コガネムシの幼虫に食い荒らされた
- 白絹病にかかった
上記4つが、私が実際に経験したトラブルの一覧です。
①と②は完全に私のミスですが…。
1つずつ解説していきます。
①被覆に時間がかかった
これは、“ケチな人間”に起きうるトラブルです(私のような…)。
クラピアは、苗を植え付けてから「3ヶ月」で庭の全面を被覆すると言われていますが、それはあくまで推奨されている肥料をしっかりと施し、適切な苗の数(1㎡あたり4苗)を植えていればの話です。
私の場合は、植え付け時の肥料をケチって施さなかったり、土作りもしなかったり、更には苗の数も推奨されている半分の数で植え付けをしたので、当然ですが「3ヶ月」で被覆なんてするわけがありませんでした…。
そりゃ時間もかかりますわ…。
結果としては庭全体を被覆するのになんと“2年”もかかってしまったわけですが、このトラブルを回避するには、「クラピアのマニュアル通りにちゃんと育てる事」です。
クラピア販売実績が日本一の「ミドリス」なら、育て方のマニュアルが付いて、更にレビュー特典で肥料も付いてくるので、クラピアを買うならオススメです。
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前向きに考えれば、時間と手間(被覆するまでの草むしり)はかかってしまったけど、費用は格段に安く抑えることが出来ました。
▽クラピアの栽培記録
クラピアの成長記録【植えつけ~被覆】メリット・デメリットの紹介【グランドカバー】
②芝生に飲み込まれた
こちらも“自分が招いてしまったトラブル”になるのですが、同じエリアに芝生を植えてしまった事により、クラピアが芝生に飲み込まれてしまうといったトラブルが発生しました。
言い訳をさせてもらうと、クラピアは芝生の“10倍”ものスピードで成長するというのが売りなので、当然クラピアの方が強いのではないかと勘違いしてしまいました。
しかし結果は、すでにお分かりの通り芝生の方が生命力が強く、年々クラピアが飲み込まれて“芝生の庭”になりつつあります。
赤丸の部分がクラピアでそれ以外が芝生です。植えた当初は“9割以上”クラピアだったのに、今では“3割程度”しかクラピアが残っておりません。
なので、クラピアと芝生の混植は“絶対に避けましょう”。
③コガネムシの幼虫に食い荒らされた
ここからようやく“私のせい”ではなく誰にでもなり得るクラピアのトラブルの紹介です。
まず、コガネムシの幼虫による食害についてですが、コガネムシの幼虫はクラピアの根を食べてしまうので、根を食べられたクラピアは当然枯れてしまいます。
1ヶ所を少し掘っただけでも2匹の幼虫が出てきた程なので、庭全体にすると何十匹いるのでしょうか…。
ただ、クラピアを植えている場所にだけコガネムシの幼虫がいるのかというとそんなことはなく、「裏の畑」や「隣の空き地」にも大量発生しているので、クラピアだから特別コガネムシの幼虫が付きやすいというわけでもなさそうです。
対策としては、「オルトランDX 」を撒くだけで簡単に駆除することが出来ます。
もしもクラピアがコガネムシの幼虫に食害されているようなら、なるべく早く対応してあげないと大変なことになりますよ…。詳しくはコチラから↓↓
④白絹病にかかった
もう1つのトラブルはクラピアが病気にかかってしまうことです。“白絹病”という病気があって、クラピア栽培をしている人はだいたい通る道だと思います。
白絹病になっても、そこまで大きな被害にはなりにくいものの、せっかくキレイに育てたクラピアが病気で枯れてしまうのは悲しいですね。
マメに刈り込みをして蒸れないようにする事が予防法ですが、絶対にならないわけではないと思うのでうまく付き合っていくしかないですね。
コガネムシの幼虫と同様に、薬剤による早めの対応をオススメします。
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私の場合は7年間で“3回”白絹病にかかりましたが、拡がりすぎて困ることもないし、時間がたてばちゃんと回復してくれるので、そこまで大きな被害にはなっていません。
▽私なりの白絹病の対処法
【検証】白絹病にかかったクラピアをほったらかしにしてみたらどうなる!?
まとめ
以上が、私が実際に経験したクラピア栽培におけるトラブルの紹介になります。
最後に、トラブルが起きてしまった時の対処方法を下記にまとめました。
- 被覆に時間がかかった
- 「マニュアル通りに育てる」
- 芝生に飲み込まれた
- 「芝生と一緒に植えない」
- コガネムシの幼虫に食い荒らされた
- 「早めに薬剤で対応する」
- 白絹病にかかった
- 「早めに薬剤で対応する」
クラピアは、ローメンテナンス植物とも言われていますが、やはり生きている植物なので「環境の違い」によりトラブルが発生してうまくいかない時もあります。
それでも、クラピアを植えることによるメリットの方が格段に大きいので、私自身は庭をクラピアにした事は全く後悔していませんよ!
芝生を一緒に植えてしまった事は後悔してもしきれないです…。
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