クラピアを植えると、本当に庭はどう変わるの?
この記事では、クラピア栽培歴7年の私が、実際に「植える前」と「植えた後」で感じた変化・メリット・デメリットをすべて紹介します。
良い面だけでなく、「ちょっと後悔した点」まで正直にお話しするので、これから植えようと思っている方はぜひ参考にしてください。
【Before & After】クラピアを植える前と植えた後
まずは実際の写真から。
左が「植える前」、右が「植えた後」です。


見た目の違いは一目瞭然。
クラピアが地面を覆うまで約1年以上かかりましたが、根づいてからは本当に美しい緑の絨毯になりました。
▶ 詳しい成長過程はこちら
【写真付き】クラピアの成長記録|植え付けから完全被覆までのリアル体験
クラピアを植えた後のメリット3つ
クラピアを植えて感じたメリットは大きく3つあります。
- 砂ぼこりが舞わない
- 景観が良くなる
- 雑草が生えにくくなる
順に説明していきます。
① 砂ぼこりが舞わない・泥対策にもなる
地表が露出したままだと、風が吹くたびに砂ぼこりが舞い、外壁や洗濯物がすぐに汚れてしまいます。
クラピアは地面を緻密に覆うため、風の日でも砂ぼこりが舞いません。

さらに、雨の日も泥はねを防いでくれるので、玄関まわりがいつも清潔です。
② 庭の景観がぐっと良くなる
クラピアを植えると、庭全体がやわらかな緑で包まれるようになります。
茶色い土の庭と比べると、家そのものが明るく、清潔に見えるのも不思議です。
土のままやコンクリート舗装では得られない「自然な癒し」が生まれます。
庭に出る時間が増えたのも、この緑のおかげです。
③ 雑草が生えにくくなる(完全被覆後)
クラピアが地面をびっしり覆えば、物理的に雑草が生える隙間がなくなります。

ただし、春先や植え付け直後など、クラピアがスカスカの時期は効果が弱いです。
写真のように緻密に広がってからが本領発揮。
我が家では、被覆が進んでからはほとんど雑草を見なくなりました。
クラピアを植えた後のデメリット2つ
もちろん良いことばかりではありません。
クラピアを7年育てて感じたデメリットも正直にお伝えします。
- 手間がかかる
- コストがかかる
① 手間がかかる(ローメンテとはいえ管理は必要)
クラピアは「ローメンテナンス植物」と言われていますが、
“ノーメンテナンス”ではありません。
・定期的な刈り込み
・雑草の除去
・病気や害虫への対応
これらを怠ると、見た目が乱れたり、病気が広がることもあります。
特に梅雨~夏は成長が早いため、月1回ほどの刈り込みは必要です。
② コストがかかる(広い庭ほど負担増)
クラピアの価格は1株あたり約550円前後。
庭の広さによっては数万円規模の初期費用になります。
芝生に比べるとやや割高ですが、管理コスト(肥料・水・刈り込み回数)を含めて考えると、長期的にはクラピアのほうが維持費は安いと感じます。
「植える前」と「植えた後」で変わったことまとめ
| 項目 | 植える前 | 植えた後 |
|---|---|---|
| 見た目 | 土むき出しで殺風景 | 緑に覆われて明るい印象 |
| 砂ぼこり | 風の日に舞う | ほとんど舞わない |
| 雨の日 | 泥はねがひどい | 泥汚れがつかない |
| 雑草 | すぐ生える | 被覆後はほぼ生えない |
| 手入れ | 不要 | 刈込・除草が必要 |
| コスト | 0円 | 数千〜数万円 |
クラピアは“手間とコスト以上の価値”がある
確かに、クラピアには手間とお金がかかります。
でもそれ以上に−−−
- 「砂ぼこりのない清潔な庭」
- 「緑に癒される暮らし」
この2つの価値は大きいと感じています。
グランドカバーには多くの植物がありますが、
クラピアは日本の気候に適した“扱いやすい植物”の一つです。
クラピアを始めるなら「K7」がおすすめ
私が実際に植えているのはK5という品種ですが、現在は草丈が低く、花が少ないK7が販売されてます。
K5より管理がラクなのでオススメです。
さらにミドリスでは、植え方マニュアルと専用肥料がセットでもらえるので、初心者でも安心してスタートできます。


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