庭のグランドカバーとして人気の「クラピア」と「人工芝」。
どちらも美しい緑を楽しめますが、実際に選ぶとなると「どっちが良いの?」と迷う方も多いのではないでしょうか。
この記事では、私が実際に クラピアと人工芝を庭に施工して5年以上育ててきた経験 をもとに、両者を徹底比較してみました。
それぞれのメリット・デメリットを整理したので、ぜひ参考にしてください。
クラピアと人工芝の比較ポイント

1. 手間(メンテナンス)
- クラピア:月1回の草刈り+雑草取りが必要
- 人工芝:基本はノーメンテ。ただし芝目が寝てきたらブラッシング推奨(私はほぼ放置…)
👉 手間の少なさでは 人工芝の勝ち。
2. 初期費用
- クラピア:1㎡あたり約2,200円(植える量を減らせば安くできる)
- 人工芝:1㎡あたり1,000円~5,000円以上と幅広い
👉 コストは条件次第なので 引き分け。
3. 維持費
- クラピア:追肥や農薬など、少しだけ必要
- 人工芝:基本ゼロ
👉 僅差で 人工芝の勝ち。
4. 見た目
- クラピア:夏は青々として美しい。ただし冬は枯れて茶色に
- 人工芝:一年中きれいな緑を維持できる
👉 見た目の安定感では 人工芝の勝ち。
関連記事:【クラピアは冬に枯れる?】ランナーの見た目と注意点を徹底解説
5. 感触
- クラピア:やわらかく裸足でも気持ちいい。子供が転んでも安心
- 人工芝:チクチクはしないが、やや硬い
👉 心地よさでは クラピアの勝ち。
6. 寿命
- クラピア:まだ開発から新しいため正確なデータは少ない。私の庭では6年目も健在
- 人工芝:耐用年数は7〜10年。現在6年目でも問題なし
👉 耐用年数が明確な 人工芝の勝ち。
7. 虫の発生
- クラピア:植物なので虫はつきもの(ダンゴムシ、バッタ、ハチ、チョウなど)
- 人工芝:虫はほとんど寄らない
👉 虫が苦手なら 人工芝の勝ち。
関連記事:コガネムシ幼虫の駆除【クラピア栽培記録】
8. 防草効果
- クラピア:雑草は生える(植栽シートを併用すれば軽減可能)
- 人工芝:施工時に防草シートを敷くのでほぼ生えない
👉 雑草対策は 人工芝の勝ち。
関連記事:クラピアは雑草対策になるのか?実際に「7年間」育ててみて分かった事
【クラピア VS 人工芝】比較一覧表
項目 | クラピア | 人工芝 |
---|---|---|
手間 | × 多少必要 | ○ ほぼ不要 |
初期費用 | △ 条件次第 | △ 条件次第 |
維持費用 | × 少しかかる | ○ かからない |
見た目 | × 冬は茶色 | ○ 一年中きれい |
感触 | ○ 裸足で気持ちいい | × やや硬め |
寿命 | △ データ少ない | ○ 7〜10年 |
虫の発生 | × 虫が多い | ○ 虫が少ない |
防草効果 | × 雑草あり | ○ ほぼ雑草なし |
総合すると「人工芝のほうが有利」という結果になりました。
まとめ:どっちを選ぶべき?
- 手間を減らしたい人・虫が苦手な人 → 人工芝がおすすめ
- 自然な感触・花や生き物のある庭を楽しみたい人 → クラピアがおすすめ
私は両方を使っていますが、それぞれに満足しています。
最終的には「自分が庭で何を大事にしたいか」で決めるのが一番ですね。
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